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2007年4月16日 (月)

開発学の101冊 凡例

「開発学の101冊」、これは、『開発民俗学への途』の第8講に位置づけられるものである。とりあえず、はじめの一冊を紹介したが、ここで凡例をまとめてみたい。

構成:

1.表紙写真、

2.タイトル (著者名、タイトル、出版社、出版年)

3.お薦め度: 星マークによる五段階評価。(例 ★★★☆☆ 3つ星のお薦め度)

4.使える度: ◎購入する価値があるかも。、○知っておくとよいかも。

5.ジャンル: 「ディスプリンによる分類」(A)、もしくは「調査・方法論」(B)

上記について補足説明すると、まず「3.お薦め度」と「4.使える度」については、あくまで私の主観であるので適当に参考にしていただきたい。なぜなら開発学の分野はとても広いので、何でもかんでも読む必要はないし、全てを買うわけにもいかないだろうからである。まあ、おもしろそうだと思えば手にとってみてください。

また5のジャンルについてはあまり細目を決めていない。今の時点で考えられるのは、A: ディスプリンに関わるラベリング B.調査・方法論くらいで、Aについては、通常どのように分類されるかをラフに書くぐらいのことしか考えていない。実は書籍や論文のジャンル分けというのはあまり意味がないと思う。同じ本でも、哲学書としても読めるし、社会学としても経済学としても、つまり読む人の関心によってどうとでも読めてしまうのである。

したがって、このブックガイドでは、広い分野から、開発学、特に開発民俗学を考えるのに参考になりそうな本をA分類の本として取り上げることとする。

ただし、調査・方法論の本は、ディスプリンを問わず、いわば共通のテクニックみたいな側面もあるので、それはそれで一分類(B)とする。

ところで‘歩く仲間’の大先輩の鶴見良行氏がおもしろいことを言っている。

「学問の技術と方法は、鎖の輪のように、重なりあっている。この二重部分の核心にあるのが関心や問題意識だ。ややアカデミックにいうと、作業仮説である。この核心から右に行くと技術になり、左に進むと方法にゆきつく。」 138頁 「フィールドワークの方法」『東南アジアを知る-私の方法-』 岩波新書 1995

このたとえでいうと、‘関心や問題意識’を高めるための本(A)と、技術や方法についての本(B)という区分ということもできよう。

もし一冊でも、読者の方におもしろそうな本があると思っていただければ幸いである。

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