とりあえず再開します!「転んだら起きる」赤尾好夫
ずいぶんと期間をあけてしまいましたら、とりあえずブログを再開しようと思います。
今、ここでできることから始めようと思います。
とりあえず、しばやんは元気です。
できなかったことばかりのこの1年でしたが、人生に無駄な経験はない。何度でも何度でも立ち上がってみせましょう。
旺文社の創始者で『赤単』(いつの話や?)の著者でも有名な赤尾好夫氏の本にこんな一節があります。というか、まさにこのエピソードから始まります。
「転んだら起きる」 -昭和32年10月-
奥多摩のさらに奥、大菩薩峠に近い所のある山に赤尾氏が数人と調査で登った時のこと、山の中腹にあるとある40度以上の角度の所を切り開いたような小さな部落で、くまの通るような小道をこどもたちが通るのに行き逢います。
以下、引用。
「小学校二、三年ぐらいの女の子たちが数名ひどい傾斜の道を平気で降りて行く。気になる。ひとりの(同行の)役人が声をかけた。
「君たちは実に達者だな。だがこんなひどい道で転んだらどうする」
利発そうな目のクリクリしているかわいい子がふり返った。
「おじさんはおかしなことを言うね。転んだら起きてまた歩けばいいじゃないか。」
役人と私は目を見合った。私は心の中でうなった。子供をみると、みんな平気で早足で降りて行く。
・・・以下略。」
『若人におくることば』 旺文社文庫 特装版 1968年9月
まさにその通り!
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