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2013年7月14日 (日)

しばやん@JICA地球ひろば&名古屋大学国際開発研究科(GSID)

初出: facebook 2013年7月13日 タイムライン


しばやん@ホームです。今日も暑かったですねえ。今日は、JICA中部の地球広場で地球案内人の第1回目の研修に行ってきました。


実は、こっそり?でもないですが、地球案内人というボランティアに応募していたんです。先月末に面接があって、今日と来週の研修に参加して問題がなければ、ボランティアに登録してくれるそうです。


採用された場合、月に一回程度の頻度の半日のボランティアで交通費補助がでるくらいですが、なにより名古屋に出かけるきっかけになりますし、結局、現場に近いことがしたいのですよね。


もう開発援助の現場を離れて5年になりますから、どうしても援助の最新のトレンドにも疎いし、なによりそのような会話をする機会が今の生活では、まったくないので、なるべく人や情報の近くに身をおこうというわけです。


まあ、はりきりすぎずにボランティアや職員の方々と、あと当然、来館者の方々とゆる~い話を楽しもうと思っています。


さて、午後はその足で名古屋大学の国際開発研究科の大学院の説明会にいってきました。いろいろな先生や院生の方とお話をして生の声が聞けてよかったです。
とても充実したプログラムだとは思うのですが、やはり修士の2年間ってとても時間的に短いですね。あたらめて思いました。


ある先生に話したのですが、博士課程にいくのであれば、「なんでも勢いだから最初から5年間で(博士号を)取るべくみっちり集中的に勉強をしたほうがいい」とのことでした。やはり途中で働いたらとか考えていたら、いろいろ忙しいし、くじけたりもするし、とのことです。あと、他の先生にもいわれたのですが、修士で就職する人と博士を目指す人とでは当然のことですが、指導の違ってくるとのことでした。本日の結論としては、もっと「どの学問分野で貢献したいのか」の的を絞って最初からその分野の院に進学したほうがよいとのことでした。


まあ、当たり前といえば当たり前のことかもしれませんが、アウトプットの中身をもっと絞り込んでいく必要を痛感しました。


「開発学」という学問分野があるにはあるのですが、私の場合、漠とした「開発学」に興味があるわけではありません。


開かれた学問、足元からのしあわせの構築ということを考えているので、別にフィールドは海外も国内も関係なく、それぞれの現場のもともとある資源、特に宗教や文化や歴史を踏まえた身の丈にあったよりよい生活を追求するお手伝いができればよいのであって、経済的な豊かさだけではなく、生きがいですとか夢や希望といったものにもアドレスしたいと思っています。ただそれが嵩じると単なる形而上学になってしまいますので、あくまで実学や実践と結びついた具体的な情報や技術やもののやりとりをしたいと思っています。


先にふれた先生が、内山節さんのことを引き合いに出し、農業からはいって哲学になってしまうといわれましたが、結局、そういうことだと思います。そもそもPh.Dとはそういうことですからね。


ともあれ、いろいろこちらの大学院の先生のやられていることや守備範囲の一端はわかったので、もう少し進路について考えてみようと思います。


試験:前期のみ


願書受付期間:2013年8月7日~8月13日
第1次試験: 2013年9月11日(水)
第2次試験: 2013年9月12日(木)
合格発表: 2013年9月18日(水)


すでに出願まで1ヶ月を切っていますよ。これは大変だ!

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