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2013年11月 9日 (土)

ビッグデータと秘密保護法案・・・グローバルな盗聴・傍受に反対する!

初出:フェイスブック書き込み 2013年11月9日


<ビッグデータと秘密保護法案・・・グローバルな盗聴・傍受に反対する!>


まずこちらの記事をご覧ください。




これは例えばフェイスブックなどソーシャルネットワークサービス(SNS)やアマゾンなどのネットショップなど、いわゆるインターネット上のサイバー空間だけの話ではありません。


つまりSNSのアカウントが使えなくなるなどの云々の枝葉の問題ではなく、現実世界の問題に直結する根源的な問題をはらんでいます。


すなわち、すでに世界中が盗聴や傍受されているということです。


今、マーケティングの世界で「ビックデーター」という言葉が話題になっています。その心は、本来のターゲット以外のあらゆるデーターを収集することによって世論予測ができるというもので、先日、テレビのニュースでも取り上げられました。


NHKのニュースで、医療研究期間が、ツイッターやウェブでの「インフルエンザ」というマスのデータを収集分析することにより、日本各地のインフルエンザの流行の予想ができるというもので、つぶやきがでてきてから1週間で間違いなくその地域で感染が爆発的に増えているという研究だそうです。


つまりマスのビックデータを分析することで、流行など、ちょっと先の未来に対してマーケティング(という情報操作や世論の誘導)ができるということで、そのビックデータとは、このフェイスブックを含むSNSやメールなどの、マスの普通の人たちの個人情報に他なりません。


ここで怖いのは、すてにビックデータは収集され活用されている事実、では誰がビックデータを集めているかというと、フェイスブックやグーグル、アマゾン、アップルなど大手のプロバイダーやソフト企業、中小のネット販売企業も含まれるでしょう、民間の全てのインターネット企業が、個人の購買記録やつぶやき(商品やサービスに対するコメントなど)を日常的にあつめ、分析し、あまつさえグループ企業で顧客データとして共有しということを、当たり前のごとくやっているわけです。


あと気をつけるべきは、日本人の日本語のつぶやきが世界中で閲覧できるということです。グーグルのウェブ翻訳機能の昨今の充実をみればわかるように、たぶん、私のこの文章も投稿されるや否や、30秒で英語になって地球の裏側でも誰でも彼でも見ることができるのが、現代のインターネット社会であるということです。


私は、基本的にウェブに文字を書くこと自体、自分をさらけ出すことだと思っています。つまり、傍受や盗聴されていることを自覚しつつ、文章を書いているということです。完全に衆目に去られている、場合によっては、私の言葉が曲解されるだけではなく、意図的に部分的に悪用される危険があることも承知した上でサイバー空間を生きています。


そういう意味で、安倍政権の「秘密保護法案」に反対なのです。政権にそのようなスパイ行為をすることに法的にお墨付きを与えることは断じてあってはなりません。


これは、憲法の精神に反することで、私は違憲であると考えます。


第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。


第20条 宗教の自由は何人に対してもこれを保障する。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。


第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する。検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。


第23条 学問の自由は。これを保障する。


マスコミのもっともらしい解説記事を読むより、そもそも原則、プリンシパルに戻って、自分の頭で考える。それがいわゆる「民主主義」の精神だと思うのですが、いかがなものでしょうか。


以上は、私の個人の意見ですが、このようなマスコミのまとめもありますので、ご参考まで。


ではでは^^?


秘密保護法案の危うさ あの国家秘密法と同じ!? (東京新聞)(東京新聞「こちら特報部」9月15日)

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