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2016年1月20日 (水)

【研究者であるということ】


【研究者であるということ】

久しぶりにモノローグを書きます。

昨年10月に独立開業したわけですが、ひとつの事業のウェブでの小売について、ウェブサイトが完成しておりません。時間の問題や、他にもやることがとか、余計な言い訳はしますまい。基本自分の時間配分で何事にでも取り組めるわけないので、ようは、やる気と自分の中での優先順位の問題です。

ただ、自分の頭の中の整理のためになぜ、素直?にウェブ整備に取り組んでいないかを列挙してみますね。

ーウェブ全体としての展開方針に迷いがある。
ー作業として単純に面倒くさい。
ー↑フォーマットが固まっていないので流し作業にできない。

要は、コンテンツの位置づけに迷っているのが一番の根っこにあります。もっとさかのぼると、そもそも小売りだけで糊口をしのげるであろうか?本屋やCDステレオ屋のおっさんでいいのというところに行きつきます。

今は、大学院入試(2月5日に筆記試験と口述試験)の準備があり、そちらが決まらないことには落ち着かない。それもさりなん、そもそも博士前期課程(修士)をとった時点で、どれほど自立した研究者としてみなされるのか。果たして後期課程(博士課程)に進めるのかとか、いくらでも不安は尽きないわけです。未来のこれからのことで、運も実力のうちという言葉もあるように、努力がそのまま実績や結果につながるわけではありません。

そんななかで、果たして自分の生業として何が本来業務であろうと、まあ20歳の大学生ではないわけですが、答えのない問題に迷い込むわけです^^?

という葛藤を経ての、今での結論。

やはり自分は、「国際開発コンサルタント」、「地域活き生きコーディネーター」という名刺の業務案内の一番上に書いてあるところで勝負したいと思います。

「研究」は何のためにするのか。これは、「開発民俗学」の理論と実践を深めるためのものであり、博士号は「開発民俗学」的思考と方法論の‘ひとつのとりまとめ’の一過程であり、それが夢でも目標でもありません。要は、実践のための理論であり、研究そのものが目的(の研究)ではありません。

以上に鑑み、来月からアルバイトと、2017年の取得を目指して、「中小企業診断士」の国家資格の取得のための専門学校に通います。

自分としては、参加型開発にかかるワークショップやファシリテーションなど、スキルとしてすぐに売れるものがないわけでもないと思います。でも、結局、部分の技術ではなく、そのスキルを通じて、顧客に商品(=お金を払ってでも買いたい)として売りたいものは、そもそも、その先にある問題や課題についてのソリューション(解決)であり、そこまで踏み込んだ提言をするには、今の自分ではあまりに力不足です。

私は、確かに若者への教育という仕事に興味がないわけではありません。しかし、研究者になるための修行をこれから5年、10年と続けるためにもは、修士という学位だけでは不十分で(そのままストレートに続けるにしても)お金という自分の生活や人生を下支えする食い扶持の確保が絶対に必要で、それは本やCDの小売も一つの手段ではありますが、それだけでは不十分であると思います。

ということで、自分を納得させつつ、日々に立ち向かっていきたいと思います。

ではでは^^?

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