三橋泰介、秋竹朋子 『話しベタはスポーツ新聞を読みなさい!』
ということで、最近、この新書でお薦めの日刊スポーツを毎朝、通勤途中のコンビニで買って読んでいます。
三橋泰介、秋竹朋子 『話しベタはスポーツ新聞を読みなさい!』 双葉新書 2011.4.24
実は、この十数年、新聞は取っていなかったのですが、2週間に1回ぐらいの頻度で回ってくる会社の朝礼スピーチで、なかなかネタが浮かんでこなかったのと、タイトルの奇抜さに、この新書を手にとってみました。
まだ、読了していないけど、著者曰く、日経新聞の話題なんか、ビジネスパーソンの話のつまにもならないし、一般紙では記事にメリハリがない。スポーツ紙のキャッチコピーの作り方はビジネスのプレゼンにも役立つというようなもので、まあ、そういえなくもないかなといったところです。
確かに、自分は野球やサッカーもさほど関心がないし、競馬や芸能ニュースにも全く関心がないけど、だから逆にこそ、スポーツ紙を読むことに、自分が普通では絶対にやらないことということで意味があるのかもしれないと、だまされたつもりでとりあえず毎日読んでみようと思いました。
まだ、その効果はよくわからないけど、とりあえずよい言葉を発見。
2011年4月24日の日刊スポーツの一面。日本ハムの斉藤祐樹選手が2勝を上げた時の記事。
「やっぱり持ってる6回3失点 松阪、上原越え祐連勝」
持っている男、祐ちゃんのこのインタヴューでの言葉、ちょっと感じるところがありました。
・・・「持ってる」ことを証明する不思議な巡り会わせにも、浮かれることなく、少しだけ戒めた。
「自信が増えるというよりは、不安が消えていく感じ」
国民的ルーキーが掲げる理想の到達点は、まだ先にある。【高山通史】
結構、深いです。この言葉。