『案山子』ソング あれこれ
さて、いきなり唐突ではありますが、私は『案山子』ソングというジャンルを提案したいと思います。
そう、例えば、さだまさしの『案山子』という曲に代表される一連の望郷ソングのことです。
古くは、演歌で言えば、北島三郎の『北国の春』、フォークソングでいえば、アリスの『遠くで汽笛を聞きながら』とか、イルカの『なごり雪』とか、なにを基準にといわれても困りますが、この手の曲は結構多いものです。
以前、「言葉とメロディー」という一節を挙げましたが、実際、私はかなりの度合いで歌付きの曲が好きです。確かに美しいメロディーはあります。でも、圧倒的にその情景が眼に浮かぶのは歌詞付きの曲でしょう。
昨年、ついフィリピンでカラオケマイクを買ってしまいました。
ところでなぜいきなりカラオケの話になるかといいますと、カラオケの歌詞が背景ででてくるのって、非常に偉大な発明ではないかと思うのです。確か、カラオケの考案者が、近年、アメリカで偉大な発明家に送られる何かの賞に選ばれたというニュースがあったと思いますが、やはりカラオケって偉い。
何気に聞き流していた曲が、カラオケで歌詞をみて、えっ、こんな意味だったのってびっくりした経験ってありませんか?
でも、いい曲って、実際に歌詞もメロディーもよいものです。不思議に。
さて、案山子ソングの話に戻ると、今の私のマイブームは、谷村新司と加山雄三の『サライ』です。フィリピンのカラオケで知った曲ですが、歌詞もメロディーもグッドです。
なぜか、フィリピンから日本に帰任する人の壮行会の二次会のカラオケのしめの曲として合唱?されることが多いみたいです^^?
あと、ひそかに案山子ソングの名曲だと思っているのが、槙原敬之の『遠く遠く』という佳曲です。これは、『君は僕の宝物』(1992)というアルバムの一曲なのですが、次回のテーマは、「アルバムを楽しむ」ということで…。次回に続く^^!
<バックステージ>
全然、まとまりがなくてすみません^^?
あえてまとめると、『案山子』ソングというジャンルが成り立つのではないか。派手ではないけど、結構、いい曲ありますよ。特に、歌詞をわかってきくと、また別の情景が浮かんできます。カラオケマイクってその意味でも結構いけますよ といったところでしょうか。
あと本文には触れていませんが、歌謡曲とかフォークソングって、音作りが結構シンプルで、生楽器の音や演奏のうまい下手がもろにでます。よいステレオで聴くと、シンプルであるほど、楽器と楽器の重なりぐあいとか、声と楽器のアンサンブルとかが楽しめます^^?
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