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2007年4月13日 (金)

キース・ジャレット 『マイ・ソング』

ここでは、多分、今の段階で一番好きな曲を紹介したいと思います。

Cci00003 キース・ジャレット・クァルテット 『マイ・ソング』

キースジャレット(p)、ヤン・ガルバレク(Ts,ss)、パレ・ダニエルソン(b)、ヤン・クリステンセン(ds)

1977年11月 オセロ、タレント・スタジオにて録音 UCCU-9020 (初回限定版)2002、USSU-5059 (通常版) 2003、ECM ユニバーサルミュージック

お薦め度: ★★★☆☆、 泣ける度: ★★★★☆、 アルバムとしての完成度: ★★☆☆☆

人気のジャズピアニスト、キース・ジャレットの1977年の作品。俗にいうヨーロピアンカルテットのアルバムです。ずばり、4曲目カントリー」という曲がちょーお気に入りです。たぶん、私が今まで接してきた音楽の中で一番、美しいメロディーなのではないでしょうか。しばやんの‘泣ける唄’の一番押しです。

今まで、‘言葉とメロディー’にこだわってきましたが、これは別に歌詞はついていないのですが、唄ごころがあります。たまにキースの唸り声がまぎれこんでいるのも愛嬌ですが^^?

残念ながら、アルバムで楽しむほどの統一感やストーリー性はありません。全体のアルバムとしてのまとまりでしたら、有名なソロアルバムの「ケルン・コンサート」の方がはるかに流れがあります。でもいろいろなテイストな曲が入っており、一枚でいろいろな曲想が楽しめるという点は、お薦めできます。

あといいなと思う曲は、①クウェスター、⑥ザ・ジャーニー・ホームといったところですか。

Cci00001_2

ジャケット裏面:紙ジャケット仕様のみ、このアーティスティックな絵がみれます。大体、ジャケット裏面って、CDにする段階ではしょっちゃうんですよね。

SIDE I ①QUESTAR、②MY SONG、③TABARKA

SIDE II ④COUNTRY、⑤MANDALA、⑥THE JOURNRY HOME

ところで、このCDは、初回プラス限定盤の24KゴールドCD、紙ジャケット仕様というやつです。CDの場合、アーティストによって、初回限定盤がつくられることがよくあります。ちょっとだけ通常版より値段が高いことが多いのですが、おまけ曲がついていたり、ジャケットに凝ったりしているので、私はわざわざそのようなものを探して買うことが多いです。

最近、昔のアーティストの何十周年記念とかで、紙ジャケット仕様が発売されることがあります。今、意識的に中古レコード店で集めているのが、YMOとオフコース、そしてサザン・オールスターズの紙ジャケットCDです。

↑やはり、しばやんって、かなりおたっきー^^? ⇒⇒ まあ、それも音楽鑑賞の楽しみのひとつということで^^!

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コメント

しばやん、キース・ジャレット、自分は「ケルン・コンサート」を良く聞きました。特に第一楽章のメロディーは頭に焼き付いています。

purunさん、いつも書き込みありがとうございます。

キース・ジャレットさんは、本当に多産ですよね。まだまだ現役でいろいろチャレンジされていて、興味深いアーティストのひとりです。

クラシックから、ジャズでもソロからトリオ、カルテット、共演者の多彩さ、その守備範囲の広さは、天才たるゆえんなのでしょう。

ところでわたしも10枚近く聴きましたが、なかなかこれはというアルバムにめぐり合っていません。彼が天才なのは認めるのですが、ちょっと完成度にムラがあるというか^^?そもそも、それがライブやジャズの特質かもしれません。キースの即興演奏って、本当にそのとき限りのインスピレーションというか気分がすごく影響すると思うのです。

でも、ケルン・コンサートはいいですね。結構、purunさんと趣味が似ているのかもしれませんね。

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