キース・ジャレット 『マイ・ソング』
ここでは、多分、今の段階で一番好きな曲を紹介したいと思います。
キースジャレット(p)、ヤン・ガルバレク(Ts,ss)、パレ・ダニエルソン(b)、ヤン・クリステンセン(ds)
1977年11月 オセロ、タレント・スタジオにて録音 UCCU-9020 (初回限定版)2002、USSU-5059 (通常版) 2003、ECM ユニバーサルミュージック
お薦め度: ★★★☆☆、 泣ける度: ★★★★☆、 アルバムとしての完成度: ★★☆☆☆
人気のジャズピアニスト、キース・ジャレットの1977年の作品。俗にいうヨーロピアンカルテットのアルバムです。ずばり、4曲目カントリー」という曲がちょーお気に入りです。たぶん、私が今まで接してきた音楽の中で一番、美しいメロディーなのではないでしょうか。しばやんの‘泣ける唄’の一番押しです。
今まで、‘言葉とメロディー’にこだわってきましたが、これは別に歌詞はついていないのですが、唄ごころがあります。たまにキースの唸り声がまぎれこんでいるのも愛嬌ですが^^?
残念ながら、アルバムで楽しむほどの統一感やストーリー性はありません。全体のアルバムとしてのまとまりでしたら、有名なソロアルバムの「ケルン・コンサート」の方がはるかに流れがあります。でもいろいろなテイストな曲が入っており、一枚でいろいろな曲想が楽しめるという点は、お薦めできます。
あといいなと思う曲は、①クウェスター、⑥ザ・ジャーニー・ホームといったところですか。
ジャケット裏面:紙ジャケット仕様のみ、このアーティスティックな絵がみれます。大体、ジャケット裏面って、CDにする段階ではしょっちゃうんですよね。
SIDE I ①QUESTAR、②MY SONG、③TABARKA
SIDE II ④COUNTRY、⑤MANDALA、⑥THE JOURNRY HOME
ところで、このCDは、初回プラス限定盤の24KゴールドCD、紙ジャケット仕様というやつです。CDの場合、アーティストによって、初回限定盤がつくられることがよくあります。ちょっとだけ通常版より値段が高いことが多いのですが、おまけ曲がついていたり、ジャケットに凝ったりしているので、私はわざわざそのようなものを探して買うことが多いです。
最近、昔のアーティストの何十周年記念とかで、紙ジャケット仕様が発売されることがあります。今、意識的に中古レコード店で集めているのが、YMOとオフコース、そしてサザン・オールスターズの紙ジャケットCDです。
↑やはり、しばやんって、かなりおたっきー^^? ⇒⇒ まあ、それも音楽鑑賞の楽しみのひとつということで^^!
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しばやん、キース・ジャレット、自分は「ケルン・コンサート」を良く聞きました。特に第一楽章のメロディーは頭に焼き付いています。
投稿: purun | 2007年4月13日 (金) 07:52
purunさん、いつも書き込みありがとうございます。
キース・ジャレットさんは、本当に多産ですよね。まだまだ現役でいろいろチャレンジされていて、興味深いアーティストのひとりです。
クラシックから、ジャズでもソロからトリオ、カルテット、共演者の多彩さ、その守備範囲の広さは、天才たるゆえんなのでしょう。
ところでわたしも10枚近く聴きましたが、なかなかこれはというアルバムにめぐり合っていません。彼が天才なのは認めるのですが、ちょっと完成度にムラがあるというか^^?そもそも、それがライブやジャズの特質かもしれません。キースの即興演奏って、本当にそのとき限りのインスピレーションというか気分がすごく影響すると思うのです。
でも、ケルン・コンサートはいいですね。結構、purunさんと趣味が似ているのかもしれませんね。
投稿: しばやんです。 | 2007年4月15日 (日) 02:14