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2008年2月19日 (火)

サザンオールスターズ 『kamakura』

このような大御所をどのようなタイミングで、しかもどのアルバムから紹介するのか、ちょっと悩んでいたのですが、エイヤーといってしまいます^^?

Southern_kamakura_front

サザンオールスターズ 『kamakura』

ビクター音楽産業(現ビクターエンタテイメント) VDR9003-4 1986年3月31日 発売

お薦め度: ★★★★☆、 泣ける度: ★★★★☆、

アルバムとしてお薦め度: ★★★★☆

まあ、みなさんサザン体験(経験)を語りだすと長くなりがちなので簡潔に^^?

私が初めて、サザンをアーティストとして意識したのは、大学に入ってから同級生に、『バラッド1』と『バラッド2』をまとめて貸していただいてからでした。(梅ちゃんありがとう^^!)

本来、そこらへんから語り始めたいのですが、ベスト盤をいきなり紹介するのもなんだし、ということで、このアルバム(2枚組み)を取り上げた個人的な理由を3点。

1.サザンとしての初めての2枚組みのアルバムで、1977年のデビューから10年近くなって、彼らも自信を深めて世に問うた力作であったろうこと。確か、この年の冬に友達と二人で栂池がどこかのスキー場に入ったときに、ゲレンデでサザンのこのアルバムがエンドレスでひたすらかけられていたことを今でもおかしく思い出します^^?(たぶん、バイト君の個人的な趣味だったと思いますが。)

確かにこの頃は、サザンかユーミン(松任谷由美)かって時代で、このアルバムは2枚組みであるにもかかわらず非常によく売れました。

2.「愛する人とのすれ違い」とか個人的に好きな曲が入っていることと、特にどれがとはいえませんが、「Melody(メロディ)」とか売れ筋でベスト盤にはいってくる曲だけでないバラエティに富んだ佳曲が全編にちりばめられていること。2枚20曲という大作でありながら、最初から最後までアルバムとして聴かせてくれます。いまさらながら彼らの才能と守備範囲の広さを感じさせてくれます^^?

3.実は今年の年始に田舎で、高校時代の同窓会がありました。もう卒業以来19年ぶりに地元の友達と再会したのですが、二次会のカラオケで当時からサザンファンで有名だった友達が、「夕日に別れを告げて-メリーゴーランド」という曲を歌ってくれました。

「遠く離れて High-School / 揺れる想い出 / 心にしみる 夏の日」

~ 中略 ~

「色あせた校舎に / 別れを告げる / 鎌倉の陽よ サヨナラ

独り身の 辛さを / 音楽(おと)に託して / お互いに 笑いあえる

夢ばかり 見てた頃に / 忘られぬ女性(ひと)よ

oh もう逢えないのだろ My Friends

瞳の 奥で泣く

(oh, oh-) She was in love with me one day, oh yeah

言葉に ならぬほど」 ~ 後略 ~

大学時代から地元を飛び出して、いまだに一人、異郷(マニラ)の空にいるしばやんとして、ちょっと胸にくるものがありました^^?

Southern_kamakura_back

← 曲目はクリックしてみてください^^?

ちょっと蛇足ですが、歌詞カードのフォントが曲ごとに違っています。サザンは、そんなところにもこだわっているんです^^?

いつもの繰り返しになりますが、ぜひ‘アルバム’として楽しんでください。

P.S.

もうひとつの理由として今日がお誕生日の人へ。サザンの「Happy Birthday」というバースデー曲が入っていることも、このアルバムを取り上げるきっかけとなりました。

そうだ、そのうちシチュエーション別の‘泣ける唄’を特集してもいいかもしれませんね。バースデーソング特集とか。

ではでは^^?

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