アートペッパー 『ミーツ・ザ・リズムセッション』
しばやん@サンデー@ホームです^^?久しぶりに完全休日な日曜日のCDアルバムは。そうだ、ジャズを聴こう^^!
Art Pepper 『Art Pepper meets The Rhythm Section』 1957年
Art Pepper, alto sax; Red Garland, piano; Paul Chambers, bass; Philly Joe Jones, drums. Red Garland appears by arrangement with Prestige Records, Inc. お薦め度: ★★★★☆、 泣ける度: ★★★★☆、 アルバムとしての完成度: ★★★☆☆ 一口コメント: 稀代のジャズサックス奏者 アートペッパーが、巨匠マイルス・デイビスのリズムセッション(The Rhythm Section)とコラボったライブ感溢れる名盤。1957年1月19日のスタジオ録音なのですが、まったく50年以上も前の録音であることを感じさせない鮮度の高いアルバムです。 実は、お茶の水にあるオーディオ・ユニオンの地階のアクセサリーコーナーのカリスマ店員さんが試聴用に使っていて、じわじわとそのリファレンスディスクとしての知名度が高まったといういわくつきの1枚ですが、オーディオ・チェック用のディスク(CD)としても有名です^^? でもオーディオチェックとして使えないこともないですが、躍動感溢れるリズムセッションと、アートペッパーの唄心に満ちた‘泣ける’サックスの掛け合いは、本当に最初から最後まで一気に聴かせてくれます。
どれもいいですが、とりあえず最初の曲、「You'd be so Nice to Come Home To」は泣けますね^^?
この曲は左チャンネルがサックス、右がリズム・セッションなのでチャンネル・セパレーションのよさや、つやのあるセクシーなアルト・サックスの、‘キラキラ’かつ‘いぶし銀’のような音色をいかに再現するかでオーディオセットの素性がわかってしまうという非常に有名なオーディオチェック曲でもあります。
ところで、このアルバムは、たくさんの高音質盤が作られ、今でも複数販売されています。私の持っているバージョンは、真空管で再生してCDにリマスターしたというAnalogue Productions 社の24Karat Gold Limited Editionという輸入盤です。背表紙には、Mastering: Doug Sax at the Mastering Lob with tube electronics from the original master tapesと、ご丁寧に書いてあります。
CDは、結構経年変化しないので、同じタイトルを何枚も買うことはまずありません。気に入ったアルバムは、複数選択肢がある場合、ちょっとぐらい値段が高くても高音質盤とか紙ジャケット盤とかちょっと一ひねりあるバージョンを購入したほうが、のちのちまで、かなり満足度が違います。ご参考まで^^?
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しばやん、アート・ペッパーはフロリダの小さなクラブで聴いたことがあります。 30年前…。 腕に刺青をしていたのが印象に残っていたりして…。 2月に30年ぶりにコロラドへ行きましたが、前回はスタン・ゲッツを聴きに行ったという話を友人としたところでした。
当時、カットアウト(ジャケットの角を切ってLPを叩き売りする)でInner Cityのレコードをたくさん集めました。 デクスター・ゴードンとかジャッキー・マクリーンとか、もちろん今も持ってます。 基本的にピアノ党ですから、ビル・エヴァンスとかケニー・ドリューが一番懐かしいですけれど…。 ライブもよかったです。
昨日、下高井戸シネマに行ったら「ディス・イズ・ボサノヴァ」の予告編をやっていました。 観に行きたいと思っています。 その昔、NHKの「世紀を刻む歌」でやった「イパネマの娘」には涙が出ました。 最初に観たのは実はJALの機内でしたが、友人にビデオを送ってもらいました。 それを観てからジョアン・ジルベルトのCDを買い集めました。
投稿: axbxcx | 2008年3月 9日 (日) 11:06
axbxcxさん、いつも書き込みありがとうございます。
なんかaxbxcxさんってすごい人ですね。引き出しが多いというか、よくもまあいろいろな経験をされていらっしゃる^^?
ますます尊敬してしまいます。
これからも適当に絡んでやってくださいませ。
投稿: しばやんです。 | 2008年3月 9日 (日) 12:31