竹内まりや 『Expressions(エクスプレッションズ)』ではなくて『Impressions(インプレッションズ)』
ちょっと調子にのって、便乗ではありませんが、このアーティストを紹介します^^?
竹内まりや 『Impressions(インプレッションズ)』
MOON RECORD AMCM-4200
1994年7月25日発売
お薦め度: ★★★★☆
泣ける度: ★★★★☆
アルバムとしての完成度:
★★★☆☆
さて、10月4日に竹内まりやのデヴュー30周年記念ということで、『Expressions』というベストアルバムが発表されて大いに話題になりましたが、しばやん的には、「あれっ、ちょっと前にもベストがなかったっけ」というのが、このアルバム『Impressions(インプレッションズ)』です。
発売はなんと14年も前の1994年、まさにしばやんが働き出して2年目のことで、その当時も自分の身近なところで非常に話題になったものでした。というのは、当時は、竹内まりやって、ソングライターというイメージがかなりあって、どっかで聞いた事のあるようないい曲を書いているというのは知っていても、具体的にどんな曲だったっけという状態だったのです。特に他の歌手への提供曲のセルフカバーの曲については、彼女の名前と曲とがいまいち結びつかなくて、どれがどれだかわからなかった状況でした。
つまり、この『インプレッションズ』によって、彼女の曲の全貌(といってもムーンレーベルの曲だけでしたが)がわかったというような感じを受けたものです。変な言い方ですが、私の個人的な印象かもしれませんが、このアルバムにいたってようやく顔と曲とが結びついたという感じでした^^?
今では竹内まりやといえばとこの曲というような定番的な名曲も、やはりこのアルバムによって社会的に?認知されたと言ってもよいのではないでしょうか。
収録曲:
1.けんかをやめて、2.明日の私、3.マージービートで唄わせて、4.Forever Friends、5.恋の嵐、6.シングル・アゲイン、7.もう一度、8.マンハッタン・キス、9.元気を出して、10.本気でオンリーユー(Let's Get Married)、11.告白、12.純愛ラプソディ、13.リンダ、14.家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)、15.駅
ところで、この「インプレッションズ」は1984年に彼女がアルファ・ムーンに移籍してからの10年間にだされた3枚のアルバムからのベストもの(プラス「リンダ」)という位置づけだそうです。ちなみにその3枚とは以下のとおりです。
『VARIETY』 AMCM-4166 1984年4月25日
『REQUEST』 AMCM-4147 1987年8月12日
『QUIET LIFE』 AMCM-4141 1992年10月22日
今回『Expressions(エクスプレッションズ)』を30周年として出した彼女ですが、たぶん、『インプレッションズ』以降のオリジナルアルバムはそれほど多くないはず。
ムーンレーベル以前の1978年から1984年までのRVC(現BMG)に計5枚のアルバムを発表しているそうですが、『エクスプレッションズ』がそのBMGの曲をカバーしているとしたら、やはり彼女のベストモノなのでしょう。
でもまあこれほど馬の目を抜くようなショービジネスの世界でマイペースで30年を重ねてきたことは非常に評価すべきことだと思います。
さて、しばやんのお薦めとしては月並みですが「シングル・アゲイン」、「元気を出して」、「純愛ラプソディ」渋いところで「駅」といったところでしょうか。
上記の曲は、竹内まりやの曲の中でも名曲中の名曲だと思います。最近、ラジオなどでもリクエストが多くなっていると思いますので、詳細な紹介は、はぶかせていただきます。
ではでは^^?
P.S.
でも前回のハマショーといい、今回の竹内まりやといいベテランのアルバムを紹介できるのはしばやん的にも感慨深いものがあります。
えっ、もう30周年なの、同時代に彼らの歌を聴いてきた自分はいくつやねん、というようなとまどいというかなんというか。たぶんアラフォーの人たちは実感できるんじゃないかなあと思います。ともあれ長く音楽活動を続けている彼らをみると、改めてJ-POPsの層の厚さというか成熟を感じます。
蛇足ながら^^?
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