「開発コンサルタント論」を一席ぶっています^^?
ということで、「ブログ版 歩く仲間」のほうで、「ぼくたちの未来日記 ~開発コンサルティングを想う~ 」という小論をぶっています。
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/cat20906744/index.html
その過程で、ちょっと独り言を書いてみたので、ちょっとだけ抜粋しておきます。
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-98fa.html
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いま、開発コンサルタントについての対談を再掲載しているわけですが、ちょっとブレイクを^^?
もう5年以上前の記事ですが、自分でいうのもなんですが熱いというか暑苦しいというかあっちっちといった感じですね。
でも基本的な考え方は変わっていませんし、自分がその(業界)世界から抜けたとはいえその実態は対して変わっていないというか変わらないのではないかと思います。
「コンサルタントはリサーチャーでもプランナーでもない」という話を、いろいろなところで書いていますが、今の世の中、本当のコンサルタントが住みにくいというか生き難い時代になっていると思います。
まずは、開発途上国自体も、それなりに成熟しつつある、もしくは第二次世界大戦後、50年も60年も経つのに、全く変わっていないもしくは戦前より状況が悪くなっているところもあり、ありていにいえば、「開発=成長神話」が崩れてきたともいえるでしょう。
もちろん、その開発援助の業界の内部にいる人たちは目の前の仕事をこなすのに手一杯で、自分が立っている場所を考え直す時間も余裕もないのは十分わかります。
しかしながら、前回も述べたように、われわれが正しいと思ってやってきたこと全てが間違った仮説というか間違った前提にたって努力してきたという可能性も(非常につらいことですが)考えてみる必要があるでしょう。
はっきりいって、私は「貧困と‘闘う’」というコロンボプラン以来唱えられているスローガン自体が気に入りません。
その見直すにあたってのひとつのキーワードが、「パラダイム(論)」です。
私は本気で、世界を変えたいと思っています。「パラダイム」を変えたらどうなるのか。正直、私はどうなるのか見当もつきません。
でも今、足元から「パラダイム」自体を見直すしか、未来を開く可能性はないと思います。
「お前の考え方が正しいか間違っているかは時代が証明するだろう」と嘯く友人がいるとしましょう。
私は、こう言います。「時代はわれわれ自身が変えるものであるし、変えることもできる」と。
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ご関心のある方は、ぜひこちらもお立ち寄りください。ではでは^^?
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