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2009年8月22日 (土)

エア・サプライ(Air Supply) 『シーサイド・ラブ(The One That You Love)』

ツボにはまってしまいました^^?ついつい大人買い。またまた80年代のアルバムですが。

Airsupply_the_one エア・サプライ(Air Supply) 『シーサイド・ラブ(The One that You Love)』

ARISTA/BMG JAPAN BVCP40044 2009年8月6日

オリジナル 1981年1月1日

1.お薦め度: ★★★★☆、 

2.泣ける度:★★★★☆

3.アルバムとしての完成度:★★★☆☆

ご存知というか、もう30年近くも前のアーチストですが、今でも時々リバイバルというか何かの機会で聞く機会も多いのではないでしょうか。

オーストラリア出身のラッセル・ヒッチコックとグラハム・ラッセルの二人のツインボーカルドゥオ(もともとはバンド)のエア・サプライの2枚目のアルバムです。

実は、しびやんはこの頃、小学生から中学生になるころで、彼らのこのような美しいアルバムジャケットを近所のレンタル・レコード店で見た覚えがあります。LPというと、今と思えばとてつもなく大きなフォーマットですが、30cm角のジャケットはいかにも「レコードです」という存在感があって、まさに手で抱えるといった風情がありましたね。

まあ昔から気にはなっていたのですが、LPなりCDでまとめて聴いたのは、2007年2月にフィリピンで『forever love 36 Greatest Hits (1980~2001)』という2枚組みのCDを買ったのが初めて。

そもそもエア・サプライは似たような曲調のものが多いのですが、思ったより知っていた(というかどこかで聞いた事がある)ような曲が多くて、何で今まで聞かなかった(知らなかった)のだろうと、ちょっと後悔した記憶があります。

同じように聞こえるけどよく聴いてみると、当然のことながら、それぞれ違ったドラマがあり、メロディが美しいのはもとより歌詞を考える(意味がわかる)と、実は泣ける唄の宝庫でした。

逆に言うと30過ぎで聴いたからはまったのかもしれませんね。

とりあえず、このアルバムの紹介に戻ります。

Air_supply_the_one_back A面: ①ドント・ターン・ミー・アウェイ(Don't Turn Me Away)、②ヒア・アイ・アム(Here I Am)、③愛を歌にのせて(Keeping The Love Alive)、④シーサイド・ラブ(The One That You Love)、⑤マイ・ラブ(This Heart Belongs To Me)、

B面: ⑥スウィート・ドリームス(Sweet Dreams)、⑦ギブ・イット・オール(I Wnat To Give It All)、⑧あなたのいない朝(I'll Never Get Enough Of You)、⑨僕のメモリアル・ソング(Tonite)、⑩アイブ・ガット・ユア・ラブ(I've Got Your Love)

今回、「80s 紙ジャケコレクション」シリーズの一環として2009年8月5日に再発売されたもので、たまたまCD屋で、この(メジャーデビュー)セカンドアルバムと、サード・アルバム『ナウ・アンド・フォーレバー』の2枚をみて、両方とも一気に買ってしまったもので、彼らのオリジナルアルバムも、この2枚しか聴いていないので、これがベストとはいえないのですが、このセカンド、サードを聴いてみるといずれも力作で、非常に質の高いアルバムを製作していたのだということがわかりました。

月並みですが、②ヒア・アイ・アム、④シーサイド・ラブ、⑧あなたのいない朝、⑨僕のメモリアル・ソング(Tonite)とか、二人のデュエットによる唄(言葉)の世界とキーボート、ギター、ベース、ドラムスのシンプルなバンドのメロディが美しい。

曲の引用はさけますが、ぜひベスト盤(『Forever Love』)で、エア・サプライの世界を味わってください。

ではでは^^?

おまけ

Air_supply_the_one_org_3

オリジナル盤(アメリカ)の表紙。今回、紙ジャケット仕様ということで、上記の日本オリジナル・ジャケット・カードがおまけでついていました。

次作の『ナウ・アンド・フォーエバー』では、このオリジナル盤と日本オリジナルジャケットが、あまりに違っていてもうびっくり。

かなり日本向けにつくられたイメージがあるのですね。つまり日本への売り込みにあたって日本側でずいぶん情報操作をしたというか、そのプロモーションをした日本側のエージェントの方々の苦労がしのばれます。

だって、やっぱりエア・サプライは、まさに日本オリジナル版のジャケットのイメージだもの。

あと、これも後知恵というか、このアルバムの解説を読んで知ったこと。彼らは当時、「“ペパーミント・サウンド”と称された清涼感と透明感のあるスタイル」で知られていたそうです。

ペパーミント・サウンド、そんな言葉あったっけというぐらい当時は知らなかったというか小さかったということでしょうか^^?

ともあれ、90年代や80年代の復権というかブームは、オヤジを懐かしがらせるだけの単なるリバイバルではなく、もっと大きなムーブメントであると思います。

80s LOVERS のHPはこちらから→  http://www.80skj.jp/ (紙ジャケの情報もありますよ)

なにか脱線ばかりで、肝心の曲の紹介になっていないのですが^^?

ではでは^^?

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