ECHOES(エコーズ) 『Dear Friend(ディアー フレンド)』
一体、今、私が何枚CDをもっているのか全然数えていないですが、あまり聴かないのでとダンボール箱に入れていたアルバムを何枚か引っ張り出しました。
そうそう、久しぶりに聴いてみるかというのがこのアルバム。
ECHOES(エコーズ) 『Dear Friend(ディアー フレンド)』 AICT 1267 Sony Music Entertainment(Japan) Inc. 2000 (オリジナルリリース 1989)
お薦め度: ★★★☆☆
泣ける度: ★★★★☆
アルバムとしての完成度: ★★★☆☆
1989年のリリースなので、これは大学生のとき、リアルタイムで知っていてもおかしくないのですが、実は全然記憶にない。
このアルバムを買ったのは、2000年にリマスターされて再販になったからです。あと、このCDの帯に、「フジテレビ系「愛をください」主題歌ZOO収録」とあるので、やっぱり1989年のあとに何度かリバイバルしているんだなと。
そうだ、思い出した。このCDを購入したきっかけは、やはり「ZOO」という曲のリバイバルでした。
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊のCMでも、この「ZOO」がテーマ曲として使われたんだ。電車のつり広告でも、何枚かのバージョンがあって、「愛をください」ってありました。
でも、それが2000年なのかもっとあとだったような気もしますが、たぶんその前後だったんでしょう。
それで、前の会社で、「ZOOっていいよね。」とかいう世間話の中で、同期の女の子が「私の人生のテーマソングでした」と力説するのを聞いて「ほんまかいな」と、なぜか引いてしまった記憶がよみがえってきました^^?
収録曲: 1.Dear Friend, Gentle hearts 2.Brother 3.Dear Friend 4.デラシネ 5.ZOO 6.片想い 7.アンカーマン 8.年頃 9. 駅 10.神が作ったシナリオ 11. コスモス 12.ビーズの指環
実は、今回、本当に久しぶりに聴いたのですが、なんか以前、買った当初より心にビンビンくるものがあります。
この「ZOO」にしても、なにげにスゴイことを歌っているのじゃないか?
「僕達はこの街じゃ 夜更かしの好きなフクロウ
本当の気持ち隠している そうカメレオン
・・・
白鳥になりたいペンギン ・・・
失恋しても 片足で踏ん張るフラミンゴ
・・・
おしゃべりな九官鳥 挨拶しても挨拶はない
気が向いたときに 寂しいなんてつぶやいたりする
‘しゃべりすぎた翌朝 落ち込むことの方が多い’
あいつの気持ち わかりすぎるくらいよくわかる
・・・」
まあ、例の「愛を下さい oh・・・愛を下さい ZOO」のサビの部分が売れるというか流行ったのはわかるけど、何気な‘地’の部分の、人物(動物?)評価の部分が、今となってはやたら気になるというかおもしろい。
たぶん作詞者には、フラミンゴやペンギンの具体的な‘人間名(友達の名前?’が、わかっていたんだろうなと思うとなぜか苦笑してしまいます。
「ほらね そっくりなサルが僕を指さしている
きっと どこか似ているんだ僕と君のように」
う~ん。なかなか深い。
あと、他の数曲も、この年(アラフォー)になって聴きなおしてみると、思うところがありました。
例えば、3.Dear Friend 6.片想い 7.アンカーマン などなど、曲だけ聴くと聞き流してしまいますが、歌詞にも目を配ると、結構、泣ける唄が多いです。 今なら、会社の友人の「人生のテーマソング」説にもなんとなく納得。アルバムとしてもいいです。最初に思ったより^^?
ではでは^^?
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