しばやん、(なぜか)ブランド論を語る!
初出: 今、何している? 勝手に近況報告!<フリートーク> 2011年12月19日 @ 開発民俗学−地域共生の技法−
http:// mixi.jp /view_b bs.pl?i d=46607 600&com m_id=24 98370
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今日、初めて長島スパーランドに行ってきました。会社の社員旅行で立ち寄ったのですが、11時から3時ちょっと前までフリータイムで、スパーランドに行ってもよし、アンパンマンミュージアムに行っても、何をしてもOKという企画だったのですが、私はアウトレットショップの長島ジャズドリームに行ってきました。同僚の何人かといったのですが、結局、いろいろショップを見てまわるのには、個人でまわったほうがいいわといことで単独行動。今までの海外で働いてきたので、いわゆる有名ブランドのロゴを知らないわけでもなかったのですが、ブランドというものを、真剣でもないけど意識しだしたのは、ホンの数年のこと。実は、最近確か去年か今年に、金持ちは長財布を使っているとか財布の値段の200倍が年収とかいう宗教みたいなビジネス書の著者にまんまとだまされた口なのですが、そういう眼で、ブランドを見てみると、それなりにおもしろい。以下、勝手に、しばやん流のブランド論をいってみます!
まずブランドとは何か! 一言でいうと素性がわかる商品やサービスであるということ、開発民俗学的にいうと‘ストーリー’を持った商品であると私は定義づけます。(たぶん、まじめなブランド論はあると思いますが、よく知らないので、適当に勝手に言っています。)
つまり、どこ(場所)の誰(人)が、こうこういう不満とか不自由から(理由)が何時何時(時期)に創立した会社なりが作った商品やサービスであるということ。それを‘素性がわかる’とか、‘ストーリーを持っ’ているといっているわけなのですが、実は、どんなものでも究極的にはブランドなんですよね。ただ、それが一般的な実用品だとか消耗品だとかに扱われてしまうと、ブランド‘力’は落ちるけど、逆に言えば、類似商品の代名詞になるくらいポピュラーなブランドだと勘づかれないような‘ブランド’もあります。例えば、セロハンテープとか、ホッチキスとかゼロックスとか、それは‘商品’名ではなくて‘ブランド’名だと全然、意識しないと気がつかないものもありますよね。
まあ、それはそれとして^^?
最近、思うのが、これからの世の中、ブランドというかストーリーのあるものしか‘モノ’でも‘サービス’でも売れないのではないかということを考えています。
これほど、モノや情報があふれてくると、本当に何が本物でよいものなのかが全くわからない、情報雑誌や専門家もあるけど、商売が絡んでくるとどれもこれもがボランティアでやっているとは到底思えなくて胡散臭くなってくる。そういう今の世の中であるからこそ、ブランドというものの価値が、以前に増して重要になっている。
結局、同じもの(実際には、中国とかどこかの同じ工場で作られている)に、ブランドのマークがあるかないかだけで、値段が倍半分どころか10倍も違ったりする。
確かに、そこを突っ込む玄人筋がいないわけではないですが、総じて、日本人はブランドに弱いといわれています。
でも、それはそれでいいと思います。
日本人の‘金’さえあれば何でもありという価値観の前には、ブランドのストーリーが持っているべき、誰向けのという消費者のカテゴリーというかクラス分け、もっと平たく言えば‘階層’というものを全く無視して、金で何とでもなる‘モノ’とか‘サービス’というブランドの記号性だけが流通してしまっている。その風潮は、たぶん世界的には、特にブランドオーナーにとってはあまり好ましくないものかもしれませんが、すでにブランドオーナーは、‘金’でその階層性という壁を売り渡してしまったというのが現実のところなのでしょう。
私が言うのもおかしいですが、日本には、本当の意味でのセレブレティはない。いわゆる‘セレブ’は日本にはいないと言い切ってしまってもいいでしょう。確かに、士族や華族、公家さんの家系が実際にはあるのでしょうけど、その生き方としては、セレブ‘性’を、明治、大正、昭和の150年で失ってしまったのではないか、と私は考えます。
もしかしたらひっそりと特定の‘クラス’の人たちとしか付き合いのない方もいらっしゃしゃるでしょうけど、日本ではメジャーではない。いや、見えないようにしているのかなあ^^?
まあセレブレティがないということは、逆に言えば、誰でもセレブになれるというとんでもない幸福な国(民)だとも言えます。
ともあれ、ブランド化ということが、マーケティング業界で言われてもう10年以上になるでしょうが、やっぱり私も、ブランドというのは大切だと思う。それが自己のアイデンティティであり、商品説明であるべきもの。つまり自分を説明できない(モノ)や(サービス)を売ること自体のモラルが問われる時代が、今の日本の社会ではないか。
だからこそ、個人としてもストーリーをもってお客様との‘共感’を得ながら、ことを勧めていく、そんなリーダーなり会社が強くなっていくのであろうなあと、今日、長島ジャズドリームのブランドショップをみて思いました。
なんとなく開発民俗学で、わざわざとびを立てるまでもないと思ったので、とりあえず、ここにメモしておきます。
ではでは^^?
まずブランドとは何か! 一言でいうと素性がわかる商品やサービスであるということ、開発民俗学的にいうと‘ストーリー’を持った商品であると私は定義づけます。(たぶん、まじめなブランド論はあると思いますが、よく知らないので、適当に勝手に言っています。)
つまり、どこ(場所)の誰(人)が、こうこういう不満とか不自由から(理由)が何時何時(時期)に創立した会社なりが作った商品やサービスであるということ。それを‘素性がわかる’とか、‘ストーリーを持っ’ているといっているわけなのですが、実は、どんなものでも究極的にはブランドなんですよね。ただ、それが一般的な実用品だとか消耗品だとかに扱われてしまうと、ブランド‘力’は落ちるけど、逆に言えば、類似商品の代名詞になるくらいポピュラーなブランドだと勘づかれないような‘ブランド’もあります。例えば、セロハンテープとか、ホッチキスとかゼロックスとか、それは‘商品’名ではなくて‘ブランド’名だと全然、意識しないと気がつかないものもありますよね。
まあ、それはそれとして^^?
最近、思うのが、これからの世の中、ブランドというかストーリーのあるものしか‘モノ’でも‘サービス’でも売れないのではないかということを考えています。
これほど、モノや情報があふれてくると、本当に何が本物でよいものなのかが全くわからない、情報雑誌や専門家もあるけど、商売が絡んでくるとどれもこれもがボランティアでやっているとは到底思えなくて胡散臭くなってくる。そういう今の世の中であるからこそ、ブランドというものの価値が、以前に増して重要になっている。
結局、同じもの(実際には、中国とかどこかの同じ工場で作られている)に、ブランドのマークがあるかないかだけで、値段が倍半分どころか10倍も違ったりする。
確かに、そこを突っ込む玄人筋がいないわけではないですが、総じて、日本人はブランドに弱いといわれています。
でも、それはそれでいいと思います。
日本人の‘金’さえあれば何でもありという価値観の前には、ブランドのストーリーが持っているべき、誰向けのという消費者のカテゴリーというかクラス分け、もっと平たく言えば‘階層’というものを全く無視して、金で何とでもなる‘モノ’とか‘サービス’というブランドの記号性だけが流通してしまっている。その風潮は、たぶん世界的には、特にブランドオーナーにとってはあまり好ましくないものかもしれませんが、すでにブランドオーナーは、‘金’でその階層性という壁を売り渡してしまったというのが現実のところなのでしょう。
私が言うのもおかしいですが、日本には、本当の意味でのセレブレティはない。いわゆる‘セレブ’は日本にはいないと言い切ってしまってもいいでしょう。確かに、士族や華族、公家さんの家系が実際にはあるのでしょうけど、その生き方としては、セレブ‘性’を、明治、大正、昭和の150年で失ってしまったのではないか、と私は考えます。
もしかしたらひっそりと特定の‘クラス’の人たちとしか付き合いのない方もいらっしゃしゃるでしょうけど、日本ではメジャーではない。いや、見えないようにしているのかなあ^^?
まあセレブレティがないということは、逆に言えば、誰でもセレブになれるというとんでもない幸福な国(民)だとも言えます。
ともあれ、ブランド化ということが、マーケティング業界で言われてもう10年以上になるでしょうが、やっぱり私も、ブランドというのは大切だと思う。それが自己のアイデンティティであり、商品説明であるべきもの。つまり自分を説明できない(モノ)や(サービス)を売ること自体のモラルが問われる時代が、今の日本の社会ではないか。
だからこそ、個人としてもストーリーをもってお客様との‘共感’を得ながら、ことを勧めていく、そんなリーダーなり会社が強くなっていくのであろうなあと、今日、長島ジャズドリームのブランドショップをみて思いました。
なんとなく開発民俗学で、わざわざとびを立てるまでもないと思ったので、とりあえず、ここにメモしておきます。
ではでは^^?
しばやん@長島ジャズ・ドリーム 2011年12月19日でした^^?
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