圧倒的な多幸感・・・松田聖子論(その1)
昨日今日と近しい友達(実は東京在住で1年に一回くらいしかあえない)とか実家に集まった兄弟(義兄、義妹)に、聖子ちゃん話題をふって、その反応を見ましたが^^?
音痴だとか歌が下手だと思い込んでいたのは実は自分だけで、みなさんアラヒフ、アラフォーなのですが、誰もが彼女が歌が下手だとは全く思っていませんでした。なんだ、俺だけ耳が節穴だったのかよと非常に恥ずかしい気持ち。
逆に、マスコミやそれを意味も判らず引用していた友人と言うか、私の周りの言説や評価を恨みたいくらい^^?(←自分で、ちゃんと評価できればよかったのですが)
でも上記の友人は、現在、音楽を食い扶持にしていて(J-POPS専門の音楽学校の先生)、彼から、「いや、えいちくん(←しばやんのニックネーム)が小学校のころにわからないとしても無理はないよ。20年かからないと、(彼女の楽曲の)価値は分からなかったでしょ?」といわれて、正直ほっとしました。
実は、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが、かなり以前に「ビートルズはじゃりにはわからない」と発言していたことが頭に残っていて、松田聖子もしかりとなぜか納得したのです^^?
友人いわく、当時の1980年代の職人(作詞、作曲、録音エンジニアなど)のクオリティは非常に高く、当時としての最先端の半歩先をいっていて(一歩先を行くと大衆はついていけない^^)当時の、小学生や中学生がそのクオリティに分かるわけがないとも行っていました。ある程度の経験を積まないとその価値がわからないと言っていました。確かに、20年前や10年前に聖子さんに出会ったとして、まともに評価できたかは自分としても、不安です、いや間違いなく10年前や20年前では真価に気がつかなかったと思います。
そして今のプロの目から見ても凄いクオリティであると、彼もウン十年ぶりかに聞いた松田聖子に感動していました。(←無理に自分の家によんで聴いてもらった^^?)
悔しいけど彼は、30年前から松田聖子さんの価値というかクオリティを分かってようです。
{ちなみに赤いスイートピー派」
{ちなみに赤いスイートピー派」
あと、45歳の姉も40前の義妹も、「誰も(聖子ちゃんと)歌が下手だとは当時から思っていなかったよ」といわれて、自分の耳の節穴さというか、いかにマスコミに情報操作?されていたのかと、がっくりしました。
わかっている人は、最初からわかっていたんだ。
でも逆にいえば、自分もいろいろな音楽遍歴をしてきてようやく松田聖子さんをまともに評価できるようになったかと思うとこの20年、30年は無駄でなかったともといえます。(←いや、そう思いたい^^?)
もしかしたら、今の出戻りの(男性)ファンも、実は、10歳や20歳の若い?耳では、聖子クオリティは理解できずに、20年、30年、音楽遍歴をしてきて、やっと(聖子さんの凄さが)分かるようになったというのが真実かもしれないと思っています^^?
ともあれ、まず聖子さんに関して語り始めたいのは、圧倒的な多幸感!というのがまずあげられます。
お勧め度: ★★★★☆
泣ける度: ★★★☆☆
アルバムとしての完成度: ★★★☆☆
しばやんの評はえてして辛口なのですが、レア度を抜いても、これがお勧めアルバムであることは間違いありません。
なんど、伝説のLPアルバム『黄金のリボン』のクリスマスメドレーと映画作品の音楽をカップリングしているのですから^^?
ただ、今回、紹介するのは、6曲目のクリスマスメドレーの後にくる、「HAPPY SUNDAY」
いまだにポップなこのチューンを聴くと彼女の幸せ感の一端に触れることができます。
実は、こんな地味なのにピリッとくるナンバーって好きなんですよね^^?いや、聖子さんのこの路線は間違いなく好きです^^?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15768036?via=thumb_watch
ニコニコ動画より。
この曲が彼女の本質なのではないのでしょうか^^?
「爽やかな切なさ」(by しおれてきゅうりさん)など、いろいろな感じ方があると思うのですが、私はやっぱり聖子ちゃんは半端ない幸せ感がすべてだと思うのです。
それについての考察は、とりあえず次回に^^?
」
ではでは^^?
« あり続けること・・・"SEIKO Ballad"で禊ぎをしてきました^^? 松田聖子病(その6) | トップページ | 2013 謹賀新年 (新年のご挨拶) »
「J-POPS」カテゴリの記事
- 101回目のプロポーズの最終場面の謎を解く 20年目にしてわかった真実?(2013.09.20)
- メリディアン207 MK2 CDプレーヤーを買っちゃいました!(2013.06.30)
- 楽曲紹介 「赤い靴のバレリーナ」 『ユートピア』 松田聖子 1883年6月1日(2013.01.05)
- 圧倒的な多幸感・・・松田聖子論(その1)(2013.01.03)
- あり続けること・・・"SEIKO Ballad"で禊ぎをしてきました^^? 松田聖子病(その6)(2012.12.31)
「聖子巡礼(松田聖子さん応援サイト)」カテゴリの記事
- <しばやん大衆芸能論を語る>(2013.06.09)
- 特別講座 聖子ちゃんをキラキラ・しっとりと聴きたい! 予算3万円で始めるバジェットコンポ(予告編)(2013.01.06)
- ブログ 「聖子巡礼・・・時代を超える永遠のアイドル」を開設しました^^?(2013.01.06)
- 楽曲紹介 「赤い靴のバレリーナ」 『ユートピア』 松田聖子 1883年6月1日(2013.01.05)
- 2013 謹賀新年 (新年のご挨拶)(2013.01.04)
コメント
« あり続けること・・・"SEIKO Ballad"で禊ぎをしてきました^^? 松田聖子病(その6) | トップページ | 2013 謹賀新年 (新年のご挨拶) »
わ~い! しばやんさんの聖子ちゃん記事が増えた。
いいですね。 多幸感! まさに聖子ちゃんの曲にピッタリです。 本当にいつ聴いても飽きないし、感動や幸せを味あわせてくれます。 まさに多幸感ですよネ!
これは、人と共有したい感情なのですが、中々近くにはわかってくれる人がおらず寂しいところです。
しばやんさんの仰るように初期にはほとんど捨て曲が無いですよね。 全くないとは言えませんが(失礼)
ところで、お薦めの曲があります。 もうよく知ってるよということであれば、さすがしばやんさんという感じです。
聖子ちゃんのマニアックなファン以外にはほとんど知られていないであろう2曲なんですが、これが素晴らしいんですよね。 とってもかわいくて切ない曲。
こんな埋もれた曲でありながら、このクォリティーいったいどういうこと。 もったいなさ過ぎるという感じです。
その2曲とは、1曲目はもう時期外れになってしまいましたが、『ジングルベルも聞こえない』。
30年ぶりに聴いて泣きました! 何という可愛らしい表現力。 まさに聖子ちゃんは、妖精さんなんだということが実感できました。 今は女神ですが。
2曲目『WITH YOU』こんなにも可愛らしくて切ない曲があるでしょうか。 感動します。
大変失礼しました。 聖子ちゃんについて今後も大いに語ってくださいね。
投稿: 通りすがり | 2013年1月 6日 (日) 00:45
通りすがりさま
ようこそようこそお越しいただきました。
素敵な曲を紹介していただいてありがとうございます。実は2曲ともみなさんのブログ等で拝見しました。って、通りすがりさまって、聖子巡礼者にとっては‘伝説’のあのブログのご本尊さまではないですか^^?
実は、全曲紹介のページとても参考にさせていただきました。
大先輩の聖子ちゃんブロガー様にお越しいただき、本当に恐縮です^^?
さて、聖子ちゃん話題は、すべて「聖子巡礼・・・時代を超える永遠のアイドル」にて掲載することにしました。
ぜひ、こちらにもお越しください。
http://arukunakama.cocolog-nifty.com/seikojunrei/
ではでは^^?
投稿: しばやん | 2013年1月 6日 (日) 11:03