「硫黄島からの手紙」、「父親たちの星条旗」という硫黄島を舞台とした太平洋戦争末期の映画が昨年封切られ、日本でも大きな反響を呼びました。私も2作とも観た身ですが、硫黄島がいかに太平洋戦争における戦略基点であったかということが、このレリーフで一目瞭然です。
地面を這いづくばる眼も必要ですが、鳥の眼も必要なことを教えてくれる一枚。アメリカは、日本を爆撃するために、どうしても硫黄島を占領する必要があったのです。(図の右下がサイパン、日本とサイパンの中央にある扇型の中心が硫黄島です。)